順天堂大学の三浦龍司さんは京都洛南高校出身。
三浦龍司さんは、2020年の箱根駅伝予選会で日本人トップの記録を打ち立てるなど陸上界でスーパールーキーとの呼び声が高まっています。
洛南高校に進学する前の三浦龍司さんは地元・島根県で中学校に通っていました。
そこで今日は三浦龍司さんの出身中学や小学校、出身校での記録をご紹介します!
三浦龍司の出身校&記録まとめ

島根県浜田市出身の三浦龍司さんの出身校がこちら。
- 浜田市立国府小学校
- 浜田市立浜田東中学校
- 京都私立洛南高校
- 順天堂大学
三浦龍司さんの学生時代の成績は洛南高校以外でもやはりスゴイものでした。
浜田市立国府小学校:「浜田JAS」で陸上競技をスタート

- 名前:三浦龍司(みうらりゅうじ)
- 順天堂大学1年生(2020年10月時点)
- 身長165㎝(高校生時)
- 体重:52㎏(高校生時)
- 出身:島根県浜田市
- 好きな言葉:なるようになる
『月陸オンライン』によると、三浦龍司さんは小学生の時から島根県浜田市のクラブチーム「浜田JAS」で陸上をやっていたんだそう。
スタート時から長距離(1000m)が専門だったそうですが、クラブチームの方針で80mハードルなどもトレーニングしていたんだとか。
三浦龍司さんが地元の国府小学校に通っていた頃から陸上界のスーパースターの片鱗が見られていたようですね。
浜田市立浜田東中学校:トップレベルでも全国大会出場経験なし

三浦龍司さんは地元・島根県浜田市の浜田東中学校に進学します。
やはり中学生時代から上位の記録を出していましたが、全国大会には出場できませんでした。
2015年10月 | ジュニアオリンピック | 1500m予選(3組) | 4分18秒91 | 11位 |
2016年1月 | 全国都道府県男子駅伝 | 3.0km | 9分6秒 | 20位 |
2016年8月 | 第43回全日本中学校陸上競技選手権 | 3000m(1組) | 9分0秒32 | 8位 |
2016年8月 | 第43回全日本中学校陸上競技選手権 | 1500m(4組) | 4分9秒21 | 6位 |
2016年10月 | ジュニアオリンピック | 3000m予選(1組) | 8分56秒22 | 8位 |
2017年1月 | 全国都道府県男子駅伝 | 3.0km(2区) | 9分4秒 | 34位 |
中学校時代からトップレベルの記録を出していた三浦龍司さんでしたが、全国に行くには周りのレベルが更に高かったのかもしれません。
浜田東中学校時代は障害競走での大会出場はしていなかったようですね。
京都洛南高校:新記録を連発

三浦龍司さんは元々長距離が専門でしたが、通っていたクラブチームの上ヶ迫定夫コーチに3000m障害競走を猛プッシュされたんだそう。
なので三浦龍司さんは洛南高校に入学してから長距離とともに障害競走(SC)にも積極的に挑戦していくように。
そして三浦龍司さんは洛南高校時代にたくさんの素晴らしい記録を次々と樹立していきます。
洛南高校1年生

2017年6月 | インターハイ京都大会 | 3000m障害競走決勝 | 9分20秒63 | 5位 |
2017年9月 | 近畿高校ユース | 3000m障害競走 | 9分10秒78 | 大会新&高1歴代2位 |
2017年9月 | 京産台記録会 | 5000m | 14分31秒14 | 8組5位 |
2017年12月 | 全国高校駅伝 | 8.1km(4区) | 24分25秒 | 27位 |
2018年1月 | 全国都道府県男子駅伝 | 8.5km(5区) | 26秒32 | 29位 |
2017年6月におこなわれたインターハイ京都大会では5位だったものの、高校1年生の中では1位という大記録でした。
更に近畿高校ユースでは大会新記録と高校1年生の歴代2位の記録を樹立!
洛南高校1年生の頃から三浦龍司さんは実力を発揮しまくっていますね。
洛南高校2年生

2018年4月 | 織田記念 | 5000m決勝 | 14分25秒92(2区) | 4位 |
2018年6月 | インターハイ京都大会 | 3000m障害競走 | 8分52秒27 | 1位&高校新記録 |
2018年8月 | インターハイ全国大会 | 3000m障害競走 | 失格(選手妨害) | |
2018年9月 | 近畿ユース大会 | 3000m障害競走 | 8分46秒56 | 2位&U18日本新記録 |
2018年10月 | 福井国体 | 5000m | 14分4秒50 | 3位 |
2018年10月 | 京都府高校駅伝 | 10km(1区) | 29分20秒 | 区間賞 |
2018年11月 | 近畿高校駅伝 | 5.0km(6区) | 14分0 | 区間賞 |
2018年12月 | 全国高校駅伝 | 10km(1区) | 29分52秒 | 21位 |
2019年1月 | 全国都道府県男子駅伝 | 7km(1区) | 20分38秒 | 5位 |
三浦龍司さんは洛南高校2年生でも上位の成績を収めていて、新記録もまたまた樹立しています!
- インターハイ京都大会:高校新記録
- 近畿ユース大会:U18日本新記録
短い期間で次々と新記録を打ち立てていく三浦龍司さんに驚きですね。
洛南高校3年生

2019年4月 | インターハイ近畿大会 | 3000m障害競走 | 8分39秒49 | 1位&U18日本新など |
2019年4月 | 日本選手権 | 3000m障害競走予選 | 8分39秒37 | 5位&U18日本新記録 |
2019年4月 | 日本選手権 | 3000m障害競走決勝 | 8分40秒30 | 5位 |
2019年8月 | インターハイ | 1500m決勝 | 3分48秒00 | 6位 |
2019年8月 | インターハイ | 3000m障害競走予選 | 8分57秒40 | 1位 |
2019年8月 | インターハイ | 3000m障害競走決勝 | 9分12秒42 | 2位 |
2019年10月 | 茨城国体 | 5000m決勝 | 14分06秒14 | 7位 |
2019年10月 | 大阪長距離記録会 | 3000m | 8分10秒57 | 1位&京都高校記録 |
2019年12月 | 日体大記録会 | 5000m(43組) | 13分51秒97 | 1位&世代トップ |
2019年12月 | 全国高校駅伝 | 10km(1区) | 29分52秒 | 21位 |
2020年1月 | 全国都道府県男子駅伝 | 8.5km(5区) | 24分37秒 | 11位 |
2020年2月 | U20日本選手権クロスカントリー | 8km | 24分26秒 | 8位 |
三浦龍司さんはインターハイ近畿大会では、U18日本新記録、日本高校新記録、大会新記録と3つの新記録を出しています!
更に、2019年4月の日本選手権では三浦龍司さん自身の日本新記録を塗り替えての新たな記録でした。
3年生になった三浦龍司さんはエースとして陸上部を走りとトレーニングの姿でチームを引っ張っていく存在だったんだとか。
洛南高校3年生では1位を取ることも多く、トップレベルの選手として注目されていたのでしょうね。
順天堂大学:大学生初大会でいきなりU20日本記録

2020年4月から駅伝の名門校・順天堂大学に進学した三浦龍司さん。
順天堂大学での初大会は2020年7月18日ホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会。
その初レースで三浦龍司さんは男子3000m障害で日本歴代2位、学生歴代最高の8分19秒37を打ち立てます。
U20日本新記録と日本学生記録を大学1年生でいきなり塗り替えてしまったんです!

三浦龍司さんが順天堂大学に進学しようと決めたのは、箱根駅伝に4年連続で出場した塩尻和也さんの存在が大きな決め手になったようです。
進学先を決めた理由は同大学卒業生である塩尻和也(富士通)の存在だ。「順大のトラックを使って一緒に練習することもあると聞いたので、そんな環境に刺激をもらえたらと思ってます」と目を輝かせた。
大学スポーツ
塩尻和也さんの背中を追いかけて順天堂大学に進学した三浦龍司さんですが、2020年10月17日の箱根駅伝予選会の三浦さんの走りが”ポスト塩尻和也”だとも言われています。
憧れの先輩と肩を並べていける存在の三浦龍司さん。
順天堂大学でも新記録を次々樹立し、活躍すること間違いなしですね!
三浦龍司の今後の進路は?

順天堂大1年の時に出場したホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会で日本歴代2位を記録した三浦龍司さんは、その後に「東京オリンピックを目指したい」と語っていました。
日本でもトップレベルの記録を出し続けている三浦龍司さんなので、本当に順天堂大在学中にオリンピックに出場するかもしれませんね!
順天堂大卒業後もプロの陸上選手になり、長距離や障害で活躍していくのではないでしょうか。